2009年5月31日日曜日

上海09


上海の友達宅です。この家にずーっと泊まって、勝ってにオフィススペースを作って仕事してました。でも、インターネット環境が悪く、ちょくちょく友達カップルの寝室にある有線を使うためにベッドに座って、最後のほうはベッドが私のオフィスになっていました。






上海では、営業というより、香港の疲れを癒したり、以前からおつきあいのあった人たちに自分のやってる事を報告し、ちょっとした話をまとめにいったりしてたので、わりとのんきに過ごしていました。




友達がアートマネージメントオフィスを構えているオフィスに遊びにいったのですが、いつ政府に取り壊されるか分からないふる〜い集合オフィス兼住宅兼工場?みたいなところがアートスペースになっていました。



そして、たまには飲みに行ったりもしました。



この日は、友達の友達のアーティストのオープニングに行って、今、流行の1933という、昔のミートマーケットをリノベーションした建物の隣の建物のファクトリーというところに写真のオープニングに行き、お腹がすいたので香港系のレストランに食べに行き、4時くらいまでひっぱりまわされました。


香港インターナショナルアートフェア09



5月10日〜29日まで香港、上海、北京出張に行ってきました。
メインイベントは香港インターナショナルアートフェア09の視察とギャラリーへ営業に行くこと。


アートフェアは、想像以上の盛り上がりでした。アートフェアのオーガナイズがすごい、というよりは、出展者の質が非常に高く、まさかここまでのクオリティーのものが香港で見れるとは思わず、行って良かったと思いました。世界トップギャラリーのロンドンのホワイトキューブや、ニューヨークのガゴシアンギャラリーを初め、日本のコンテンポラリーアートギャラリーや韓国や台湾のギャラリーも多数出展してました。その中で、地元香港のギャラリーの出展があまり目立たなかったのがちょっとひっかかったので、出展者の一人である、私が営業にいったArt Beatusという香港でも老舗のギャラリーのディレクターに聞いてみたところ、香港アートフェアはアジアのアートの発信になっているので、国際化を目指しているフェアにとって外国出展者に対してはわりと寛大だそうですが、地元に対してはその分厳しい判定をしているそうで、そのため出展が少ないのだそうです。





そんな中、私はアートフェア出展ギャラリー狙いで行ったので、優秀な出展者の多くにコンタクトする事ができました。そして、なんと3つも別々のアーティストの展覧会が決まり、少々困惑気味ですが、一応今回の出張は成功と言える出張となりました。日本で準備に2ヶ月、自宅に籠りコツコツと準備していたかいがありました。なんとも感慨深い気持ちです。後は、時間との戦い。一つは6月末の展覧会なので、契約交渉と作品選びとテーマや展示方法を決めるのに、毎日根を詰めている状態。

このままだと、しばらく香港に住んでいたほうが仕事が進めやすいな、と思う次第でもあり。

香港は、地理的にかなり南にあるにもかかわらず、アジアきっての情報発信源の自負もあり、みんなよく働き、街はいつも人で溢れかえっていて、私なんかは、暑さにまいって悲鳴をあげそうなぐらいでした。でも、あのパワー。ぐっとくるものがあるんだな。そして、ふとした所に隠れている香港の別の表情を見るのが大好きなのです。






2009年5月5日火曜日

香港、上海、北京

出張で香港、上海、北京を回ってきます。

目的はアートの市場調査と、お抱えアーティストの企画・展示の可能性を探ること、あとはもっぱら人脈作に専念。色々なギャラリーやアートスペースを訪れようと思っています。


まず、香港:5月10日〜5月15日


香港では、ギャラリー訪問と、Hong Kong International Art Fair 2009を見ることが中心。その他に、なんとNYの大学時代の同級生が、映画界でスタイリストをやっているので、遊びに行こうと思っています。っていうか、香港の映画産業、めっちゃ羨ましいです。昔(今でも)、ウォンカーワイとジャッキーチェンに憧れて目指していたし。どのポジションでってわけじゃないんだけど。その辺じっくり聞いてこようと思っています。

香港から上海は飛行機が高いので、一旦香港から深圳へ移動。そこで一泊しようと思います。せっかくだから、半日くらい観光できるスケジュールでも組みましょう。


次は、上海:5月16日〜23日

上海在住の友達が、庭付き一軒家を借りてリノベーションしたので、お誘いを受けました。でも、一旦行く事を決めると、次から次へと用事がでてくるから不思議。まあ、勝って知ったる上海だから、ちょっと息抜きしながら(上海なのに)四川よりも激辛な湖南料理を堪能してこようと思います。

最後に、北京:5月23日〜5月29日


始めての北京ですが、なんと憧れのGuさんが、自分が経営しているLi Spaceというギャラリーのゲストルームに泊まっていいよ、とのこと。ドキドキしてます。Guさんはメールの最後は必ず「あ〜、展覧会の準備で忙しい。」と締めくくるのです。手伝って欲しいのかな?手伝いましょう!泊めてもらうんだし。いやいや、メインは北京在住のロンドンのアーティストに会いに行くことなんです。日本での展覧会を希望しているので、じっくり話を聞いてこようと思っています。実現できればいいですね。

全体的にメールと携帯は通じますが、北京滞在中はPCメールが使えない可能性があるので、急用の方は通話は高いので携帯にメールをください(liquidblue75@t.vodafone.net.jp)。

上海在住の方、一緒に遊んでください。